吃音とは
吃音とは、言葉が「どもる」ことを言います。「きつおん」と読みます。吃音には、大きく分けて以下の3つがあります。
(1)音節を繰り返す(「わ、わ、わたしは」)
(2)音を引き伸ばす(わーーーーたしは」)
(3)音がつまってしまって出てこない(「・・・・(つまっている)・・・わたしは」)
またこれらに加えて、顔や体全体に力を入れたり、手や足で拍子をつけて話をしたりといった状態が見られることもあります。また、話すことに対する失敗経験を多く経験することから、話すことに恐怖心を持ったり、話すことを避けようとすることがしばしば見られます。そして、これらの状態が続くことで、対人的なコミュニケーション全般に消極的になることも少なくありません。
個人差が大きい吃音の問題
多くの場合、吃音は3~4歳位の言語発達が盛んな時期に出現することが多いようです。最初は、くり返しが多くを占めるのですが、徐々に引き伸ばしや、つまった音などの発話時により多くの緊張を伴う発話が多くを占めるようになっていきます。しかし、吃音の症状には個人差が大きく、幼児で顔を真っ赤にしてつまって話しているお子さんもいれば、成人の方でもくり返しなどの軽い吃音を頻発して話される方もいらっしゃいます。
吃音がある人は100人に1人いるといわれています
ある統計資料によると、吃音がある人は、全人口の約1%を占めるようです。つまり、100人に1人は吃音者だということです。このように考えると、吃音とはとても身近なことばの特徴であるという事が出来ます。残念ながら、吃音の原因はいまだ解明されておらず、その治療法も確立はしておりません。しかし、吃音を軽減させるための方法がいくつか提唱されており、その効果も実証されております。また、吃音を持ったままで社会的に責任のある仕事をされているかたも多くいらっしゃいます。
言友会では、このような吃音を軽減させるための方法を共に考えるとともに、吃音を持ったままで対処する方法について皆で考える機会を提供してくれる場となると思います。

